最近来院頂いている、料理を教えている方との会話で共通部分があるなと感じた話です。(長い文章です。)
生徒さんに包丁での切り方を伝える中で同じように出来ていない事が多いそうです。それは経験もあると思うけど
教えた通りにキャベツの千切りしたのを生徒さんのと食べ比べると味が違うそうです。
その差は、切る角度によってキャベツの細胞を殺さずに活かしているかだとの事。それで味に変化が起きる。
だから「切れ味」と呼ぶんだという話でした。
それを聞いて心に響きました。僕の仕事も技術を教わり真似しているけど差がでます。その差はざっくりいうと細胞
を活かせているかどうかかもなと考えさせられた話でした。
また、その方が言うには「良い料理家とは常に切り方等を含めて料理を考えている人」だと。僕も見習うべき姿勢
だと思う会話でした。
追記:包丁とは研ぐといったメンテナンスが必要な道具です。(僕は知らなかった)そもそも包丁自体が駄目な状態
もあるらしく先生を真似しても駄目な包丁を使用していたら再現できないそうです。だから、生徒達のをその方が
研ぎ直す事が多いみたいです。道具の段階は僕自身に置き換えると「手」になるなと感じた話でした。
(最高の研石を研究する為に1年間で数十万使いましたと笑っていました)
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かつ鍼灸/整体院でございます。